
こんにちは、nanashiです。
今回は「アルファポリスのインセンティブは本当に稼げるのか?」を実際に行った実証実験の、3回目の途中経過です。
使用していたアカウントも公開し、失敗した作品の「何が悪かったか」を考察します。
前回の記事はこちら↓
【やりすぎ】アルファポリスで稼ぐ方法~令嬢チャレンジ報告その2~
- 新規のアカウントで
- 令嬢を書き
- どれくらい稼げるか
途中経過報告(3回目)
前週は約7万円のインセンティブがありました。
今回はどうでしょうか。
5/24~30のインセンティブは、74,246円でした。
累計で166,606円です。
次週はもっと少なくなるので、今週が最高額だと思います。
アカウント公開
令嬢チャレンジで使用していたアカウント名は「あいら」です。
ブログからの流入を防ぐためにこれまでアカウントを非公開、としていましたが、「大した影響があるわけないし、いいか」と公開に踏み切りました。
今週は新作投稿を行わず、既存作品の更新しかしていません。
それでもここまで高いインセンティブを維持できたのは、一つの作品が長期に渡ってランキングの上位に残ってくれたおかげです。
ちなみに、なぜここまでウケたのかはわかりません。
わずかですがデータを取ってあるので、それを見ながら考え、次週までに自分なりの考察をまとめたいと思います(~ω~)
失敗作たち
「あいら」のアカウントで投稿した作品は全部で11。
うち非公開にした作品は以下の7つです。
- 悪役令嬢の「役」を与えられ奴隷に落ちた少女は、風変わりな伯爵に溺愛される
- 幸薄令嬢は王太子の溺愛を信じない
- バッドエンドばかりのループ令嬢、今生は逃亡を試みる
- 10日後にざまぁする悪役令嬢
- スライム令嬢~姿を奪った人間がとんでもなく性格のねじ曲がった悪役令嬢だった件~
- パチスロ令嬢~ヒキだけは強い幸薄令嬢が王太子に溺愛されるまで~
- 家族と婚約者に見捨てられた出来損ないの令嬢はそれでも愛されたくて、闇の力に目覚める
あらすじと、失敗の原因を考察していきます。
悪役令嬢の「役」を与えられ奴隷に落ちた少女は、風変わりな伯爵に溺愛される
大国の王子との婚姻を結んだリリィ。
しかしそれは王子の策略によるものだった。
罪をなすり付けられ、奴隷に落とされてしまう。
競売で彼女を買い取ったのは、変わり者として有名な伯爵だった。
失敗の原因
- 1話でタイトルの半分も回収できなかっため
- そもそも溺愛モノが全然合わず、手が動かなかった
幸薄令嬢は王太子の溺愛を信じない
伯爵令嬢の三女として育ったコリン。
彼女は偶然にも王太子の寵愛を掴むことになる。しかし優秀な姉たちと比べられて育ってきた自己肯定感の低い彼女は、とんでもない勘違いをしてしまう。
「私なんかが、王太子に愛されるはずないよ……」
失敗の原因
- 1話でタイトルを回収できなかった
- この失敗により、溺愛モノは完全にやめました
バッドエンドばかりのループ令嬢、今生は逃亡を試みる
伯爵令嬢メアリーには不思議な力があった。
死ぬと、その日の朝にまで意識を巻き戻せるのだ。
ある時は悪役令嬢として断罪され、
ある時は国外追放され、
ある時は国家反逆罪で魔物の森に放り出される。それでも彼女はめげなかった。
「諦めない……絶対、絶対に乗り越えてやるんだから!」
失敗の原因
- 「ループ」はパワーワードですが、扱いを間違えた感がありました。
10日後にざまぁする悪役令嬢
「キミとの婚約を、破棄させてもらう」
ごく普通の貴族令嬢シェイナ。
貴族界特有のイザコザに巻き込まれること無く、慎ましやかに日々を生きてきた。
しかし国王暗殺の犯人に仕立て上げられ、婚約破棄と共に牢屋へ閉じ込められてしまう。「私は犯人じゃない……」
シェイナは持ち前の頭脳を使い、犯人捜しを始めた。
そして、10日後。
「犯人は――あなたよ」
失敗の原因
- 推理要素はウケないみたい
- ざまぁ相手が不明
- テンポが悪かった
スライム令嬢~姿を奪った人間がとんでもなく性格のねじ曲がった悪役令嬢だった件~
人間の姿を奪い、その人物に成り代わるというヒューマンスライム。
伯爵令嬢ヴェロニカは、森の中を散歩中に運悪くそのスライム襲われて十五年の生涯を閉じる。
「これでニンゲンの仲間入りだ」
喜ぶスライム。
しかしヴェロニカは、魔物ですらドン引きするほどの超絶ワガママ、パワハラしまくりで血を見るのが大好きなサイコパス悪役令嬢だった。正体がバレないように最低限のコミュニケーションを取るが……。
「おはよう」
「お……お嬢様が鞭を使わず、普通に朝のご挨拶を……!?」
「今日のエサ……じゃなくて、食事はおいしいわね」「お嬢様がシェフを嫌味もなしに褒めた……!?」
「庭のお手入れ大変そうね。私も手伝うわ」「お……お嬢様が下々の者の手伝いを……!?」
もともとの評価が最底だったため、何をしても彼女の評判は上がる一方。
その評判は、やがて王太子の耳にまで届いて――
※流血・人が死ぬ描写あるので、苦手な方はご遠慮ください
失敗の原因
- 令嬢は人間でないと駄目みたい
- 奇をてらうのは良いですが、やり過ぎ厳禁
パチスロ令嬢~ヒキだけは強い幸薄令嬢が王太子に溺愛されるまで~
「お前、隣の国に行ってこい」
ある日父に命じられ、貧乏令嬢のマリンは隣のシーストーリ王国へと派遣される。
そこはパチスロという遊戯で全てを手に入れられる国で、ヒキさえあれば平民でも王族に入れるというとんでもない国だった。顔も身長もスタイルも平凡なマリンだったが、一つだけ誰にも負けないものがあった。
「あ、またGOD引いた♪」
そう。
彼女は異常なまでにヒキが強かったのだ。
「歩くゴト行為」「ヒキが女神覚醒」「機械割の超越者」後に様々な二つ名を付けられる彼女の快進撃が始まる。
※ネタです。分かる人だけ読んでください
失敗の原因
- ネタに走りすぎ
- 奇をてらうのは良いですが(以下略
家族と婚約者に見捨てられた出来損ないの令嬢はそれでも愛されたくて、闇の力に目覚める
出来損ないと蔑まれる日々を送っていた伯爵令嬢メイデン。
それでも彼女は家族が大好きだった。家族の役に立つためにアレックスという男の元へ嫁ぎに行くが、彼女はあっさりと婚約破棄とともに裏切られ、奴隷に売り飛ばされた。
拷問器具の立ち並ぶ部屋で虐げられるメイデンは、謎の存在から闇の力を授かる。
「とっても素敵なチカラ……♪ これならみんなに愛してもらえるかなぁ」
手始めに彼女を買った男を処刑したメイデンは、小間使いの少年を連れて故郷に戻る旅に出る。
※残酷な描写にご注意ください
失敗の原因
- ざまぁする相手が不鮮明。
- 主人公に理解者がいた。
- 主人公がぶっ壊れすぎてた(=感情移入できない)
こんなところでしょうか。
令嬢もいろいろある
一口に令嬢モノと言っても、様々なパターンがあります。
婚約破棄からのざまぁ、悪役令嬢に転生しバッドエンド回避、追放されたと思ったら溺愛……等々。
令嬢で稼いでみたいと思う方は、この中で自分に合ったモノを書くことをおすすめします。
今後
次週は今回とは逆に、成功した(まあまあ伸びた)作品たちの考察を行いたいと思います。
何か分からないところがあればTwitterなどでご質問頂けると幸いです。
では。